株式会社メイクマン40周年記念誌

沖縄のホームセンター メイクマンの発行するフリーペーパー「メイクマン File」です。暮らしや手作りに役立つ情報をたくさんお届けします。


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22イズに加工販売するなど斬新な取り組みをしており、この頃から始めたカーテン裾上げ無料サービスと3日以内の引き渡しはお客様に好評で、現在でも続けているサービスである。また、来店者数が少なかったことを逆手に取り、空いた駐車場にグリーンコーナーを展開。これが当たり、具志川の園芸好きの人々がよく遊びに来てくれるようになった。人を集めるためのアイデアを次々と打ち出し、先述の盆栽展示会、ラン展示会のほか、地元新聞社が行っていた菊展示会を当社で無料で開催。DIYの宣伝および集客には、マスコミに協力を呼びかけ親子工作大会(現在の株式会社沖縄タイムス社主催『親子ふれあい手作り広場』)なども開催した。これらの企画は大変好評で、県内での企業イメージ向上につながった上に、現在も続く人気イベントとなった。1977年、資本金を9千510万円に増資。臨時株主総会にて湧川善充が取締役に就任。翌1978年11月3日、3号店となる那覇店(現・一日橋店)がオープンした。この頃、3店舗はそれぞれがライバルであり、各店売上を伸ばすための創意工夫をしていた。具志川店から始まったイベント企画は全店舗に広がり、一日橋店にもグリーンコーナーを設けて季節の花や資材を取り扱うようになっていった。浦添店、具志川店のオープンに続き、「ホームセンターメイクマン」が徐々に定着し始めた頃にオープンした那覇店の開店当初の様子。たくさんのお客様で店内は埋め尽くされレジには長蛇の列ができた。「親子ふれあい手づくり広場」は1988年に第1回を開催。プロの講師を招いたり、作るものを工夫したりと現在まで続く人気企画。メイクマンのアドバイザーが作業を手伝いお客様との大切な交流の場ともなっている。


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