株式会社メイクマン40周年記念誌

沖縄のホームセンター メイクマンの発行するフリーペーパー「メイクマン File」です。暮らしや手作りに役立つ情報をたくさんお届けします。


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(沖縄タイムス1975年1月25日)メイクマンが目指す、本当の「セルフサービス」とは意外なフォトコンの歴史。始まりは「リサイクル」大賞?暮らしに定着しつつあるインターネットショッピング、メイクマンでもかつて時代に先駆けて手掛けていた。インターネット販売が普及し始めた2000年頃、メイクマンの商品を全国販売すべく、ガーデンセンターのネットショップをオープンさせた。胡蝶蘭や洋ランの寄せ植えを始め、その後カンカラ三線や琉球ガラス、シーサー、石敢當、ウコンといった健康食品など、県産商品を追加販売。健康食品は沖縄ブームに乗って注文が増え、また沖縄への修学旅行前に平和教育の一環としてカンカラ三線をまとめ買いする本土の学校もあった。しかし、大量注文時の在庫確保や本土への高い発送費、顔が見えないお客様への接し方など苦労も多く、当時のスタッフは初めて行う業務を手探りしつつ日々取り組んでいた。長い歴史を持つ沖縄タイムス社主催、メイクマン協賛のDIYライフフォトコンテストは、現在「手作り工作部門」、「ガーデニング部門」に分かれている。しかし、実はこれ、始まりは「地球にやさしいリサイクルDIY大賞」というものだったのだ。1998年夏、記念すべき第1回「地球にやさしいリサイクルDIY大賞」作品募集が行われた。リフォームやリサイクルの「DIY大賞」と、自分のアイデアを生活に役立たせる「アイデア賞」の2本柱で、エコロジカルな作品を作り、21世紀の地球にやさしいエコライフを推進してもらうのが主旨だった。コンテストには予想を上回る数の応募があった。年1回実施されるようになり、回を重ねるごとに自由な発想で完成度の高い作品が増え、応募者の年代も幅広くなっていった。リサイクルをテーマに「ふすまを活用した窓隠し」「コンクリートの水タンク噴水」などユニークな作品が多く寄せられた。その後、2001年「私のガーデニングフォトコンテスト」、2002年「DIY写真コンテスト」が開催され、しばらく時期をずらして個別に行われていたのだが、後に同時開催となり今のスタイルになった。時代を先読み!メイクマンのネット販売メイクマンの「セルフサービス」とは、お客様自身が商品を直接手に取り納得いくものを自由に、リーズナブルに選ぶという販売方法のこと。その実現のためにメイクマンは、プロが専門店で買うような業務用資材をレンガ1個、ネジ1個というように小ロットで購入できるようにした。また、目当ての商品が見つけやすいよう陳列を工夫したり、イラストや実物展示、DVD映像を流して使い方を説明したりと、誰もがわかりやすい売り場づくり、商品案内を心掛けている。40年前の創業当時からある「工作室」もセルフサービスの一環で、お客様が満足できる商品購入をサポートするためのものだ。「FILE」誌面で発表された第1回リサイクルDIY大賞の審査結果。リサイクルというテーマに沿って、実用性・創造性あふれる作品が多数応募された。大賞は廃材を利用した大物家具作品が選ばれた。44


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